「そこまでしなくても。」
私の大好きな言葉です

INTERVIEW03

食事事業本部 次長 / 八雲流川店 店長

橋本英士

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接客は、ふりかけのようなもの

飲食店の接客の特徴は、「ご来店=食事をする」ことが確定していること。服飾店ではウィンドウショッピングの場合もありますが、飲食の場合は必ず食べることまでが目的です。だからこそ、お客様が何を求めてご来店されたのかを把握すること。期待に応えられるよう、きちんとご用意することが飲食の接客では重要だと思っています。ですから、お料理をただ出すだけなんてもったいない。例えば、名物のすすぎ鍋をご注文いただいた際には、お客様の前に回ってお肉をお見せして「美味しいお肉が入ってますから、楽しみにしていてくださいね」と声をかける。この一工夫だけでお客様の期待感はグッと高まります。ご飯に“ふりかけ”をかけると美味しさが際立つように、お客様に応じた“ふりかけ”をかけることが、私たちの役目だと心得ています。

誰もしない
だからやる意味がある

10歳くらいのお嬢様のお誕生日会のご予約をいただいた時のこと。ご用意するケーキのイメージ図を、お嬢様自らが描いていらっしゃいました。「私シンデレラになりたいの!」と見せていただいたイラストは、絵本の世界を表現したケーキ。早速、本を読むことから始めました。どうやら、かぼちゃの馬車とガラスの靴が必要だということで、急いで調達へ。おもちゃ屋のお人形コーナーで着せ替え用の靴だけを手に取り、一人レジに並んでいたときは、それはもう恥ずかしくて仕方ありませんでしたね。必要な素材を揃えて、料理人と一緒にこしらえたケーキは、お嬢様に大層喜んでいただけました。他にも、お客様とのエピソードをあげ始めればキリがありません。よく「そこまでしなくても」と言われます。私はこの言葉が大好き。だって、そう言われるってことは、誰もしないことじゃないですか。やり切ったらお客様が絶対に喜んでくださる。それがわかっているから、私はおもてなしに限界は決めず、お客様のためになんでもできる人でありたいんです。

ある一日のスケジュール

10:00
出勤、開店準備
15:00
八雲昼営業終了、休憩
16:30
会議資料作成、
店長ミーティング
18:00
夜営業、お客様のお出迎え
22:00
売上管理、データ入力、退勤

私の「色」

結婚式の披露宴を兼ねた食事会のご予約をいただきました。事前に進行の打ち合わせをする中で、司会を引き受けることに。当日に向けて、献立、席次表、メッセージカードの制作はもちろん、ケーキ入刀用にお肉で作ったタワーもご用意しました。当日は親戚の方々の自己紹介から始まり、なんだかお堅い空気。場を和ませようと冗談を入れて進行するうちに、司会というよりもお笑い番組のMCモードで盛り上げていました。飲食店スタッフといった肩書きは関係なく、できることはなんでもやる。そういった意味では、七変化できるカメレオンのような一面があるかもしれません。

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